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コロンビア産エメラルドのお話

こんにちは、サンコーでございます。

今回は、エメラルドの産地についてのお話をします。

最上級エメラルドはどこで採れるのか

深い緑色が人気のエメラルド。その歴史は古く、かのクレオパトラもこの石を愛用し自分のための鉱山を所有していたと伝えられている通り、エジプトでの産出もみられました。

現在は南米が主な産出地です。

　

　

主要なのはザンビアやジンバブエ、そして世界シェア約50％と産出量が最も多いのがコロンビアです。

　

　

そして、最も素晴らしい品質のものが産出されるのもコロンビアなんです！

　

　

エメラルドをお持ち込みされた際、見た目の色の深さで鑑定士はピンときますが、最終的にどこで産地を見分けるのかというと…

　

　

宝石の「中」！「内包物」を見ています。

　

　

内包物（インクルージョン）とは？

何万年もかけて宝石の結晶体になる間に取り込んだ個体や液体、気体のことを内包物（インクルージョン）といいます。

　

　

これでこの宝石がどこから来たのか、天然のものなのか人工のものなのか、すべてわかってしまいます。鉱物の出生証明書とでも言ったところですね。　

　

　

個体と気体を含んだ三相のインクルージョンがあれば、コロンビア産のエメラルドの証です。

　

　

エメラルドはたいへん傷の付きやすいお石ですので、面傷が少なくかなり状態の良いお品ですと、お客様も大納得の金額を提示させていただくことができます。

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